実際臨床における「官能的評価」の炙りだし方
「「官能的評価」から考えた精神科治療論 ~いかに抗うつ薬を、服み効かせるか~」 (熊木徹夫論文・『こころの科学』所収)より一部改変掲載 <参考>実際臨床における「官能的評価」の炙りだし方...
View Article「官能的評価」から考えた精神科治療論 ~いかに抗うつ薬を、服み効かせるか~
精神科薬物療法では、薬物を症状に働かせることを狙うのではなく、患者さんの身体構造を改変し、患者さんがより過ごしやすい状況を恒常化させることを狙う。また、薬物と言葉により、患者さんの身体を耕すことを目指すのでなくてはならない。しかし、薬物という他力で支えることのみを目指すのは決して理想的ではなく、薬物という“杖”を得て、患者さん自らが立ち上がり歩くこと、いわば患者さんが自力を培うことを幇助することを目...
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